山口そろばん教室

山口先生のつぶやき

山口先生のつぶやき



いろいろな生徒を指導してきました。
卒業生で、私に報告のあった生徒、東京大学一人、京都大学三人の合格者がおります。又、教師になった生徒、小学校三人、高校一人、いずれも「そろばん」「あんざん」の段位合格者です。

東大、京大はそろばんの力で合格はできません。
しかし彼らは「先生、あんざんの力はたすかった。すごく役に立った。」と・・・。
たしかに「あんざんの力」はじゃまにはならない・・・。
山口そろばんでは、3級から応用計算も指導します。
利息計算、消費税、ルート(√)計算、最大公約数、最小公倍数など、そろばんを使えば「えっ」というぐらい簡単に答えが出ます。おもしろいです。

ある日、お母さんと小学三年生の女の子が来ました。
そしてお母さんは、「先生、この子は生まれつき耳がまったく聞こえません。でもそろばん学習をさせたいのです。できるでしょうか。」
私も耳の聞こえない生徒の指導ははじめての経験です。プレッシャーも感じましたが、「わかりました。お預かりしましょう。」とひきうけました。

本当に大変でしたが、そろばんって、“たしたり”“ひいたり”するのが目に見えるのです。数字の動きが立体的に見えるのです。その時「そろばん」って本当にすばらしい教具だと改めて感じました。
その女の子は、中学三年生までがんばって二段に合格しました。
すごく嬉しく、涙したことを思い出します。

子供達の習い事は、出来るだけ低学年から始めるのが最適です。
そろばん学習だけではなしに・・・