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「習って、正解!」保護者と専門家に聞く、そろばん座談 PART2:今こそ、そろばん!興味をお持ちの保護者の方へ

  • 2015.03.18広報
    PART2では、そろばんを習わせている保護者が、経験者だからこそ言えるそろばん学習の魅力と、長い学習期間を通して見えてきたそろばん学習が導く将来の力を森友代表と共にお話します。

    森友:みなさんは、子供にそろばんを習わせてよかったと思いますか。
    川野:すごくよかったと思います。
    仙石:うちも習わせて正しかった選択をしたと思います。
    西川:絶対よかったです。
    森友:子供たちは、さまざまな学習や指導を通じて、多くのことを吸収していきますが、私は、中でも一番大事なものは「生きる力」だと思います。そこで、そろばん学習と生きる力の相関関係は、どのように感じていらっしゃいますか。
    仙石:そろばんを習ったことによって付いた集中力は、すごく役立っていくと思います。
    森友:なるほど。やはり「集中力」は一つのキーワードですね。ピアノやお習字を続けることでも、集中力は身に付くのかもしれませんが、一番本物の集中力というのは、おっしゃるように、そろばん学習から得られるのかもしれませんね。西川さんはどうですか。
    西川:身に付いた特技というのは、道具もいりませんし、一生の宝物になると思います。まるで自分の頭の中にそろばんがあるように計算ができます。私は小学校3年生から5年生までの3年間だけでしたが、そろばん検定1級に合格しました。
    森友:3年間で1級まで進んだのですか。
    西川:はい。今でも、頭の中にそろばんが入ってます。
    森友:買い物では、はっきりと答えが出るわけですね。
    西川:はい。だいたいどの位か計算します。
    森友:そうですか。実際に社会生活していると、計算する場面は案外たくさんあるわけですね。たとえば、見積りを立てる時にも、頭の中のそろばんが役立つわけです。身に付いたもので、忘れていくものもたくさんありますが、そろばんの力は、それでもなおかつ身体に残っている力の一つなのかもしれませんね。
    西川:自転車が一度乗れると、何年たっても乗れるのといっしょですね。一度身に付けてしまえば…。
    森友:暗算ができなくなることはないですね。なるほど、わかりました。川野さんは、どうですか。
    川野:そろばん大会ですと、大人の方もずいぶん参加されていますし、そろばん学習で身に付いた計算力や集中力はもちろん、目標を持つということは、大人になっても繋がっていくことだと思います。
    森友:なるほど。みなさんからいいお話を聞かせていただきました。次に、そろばんに対するイメージは、以前と今では何か変化していますか。
    西川:昔は計算する道具という考えで習い始めたのですが、電卓やパソコンが普及しているのに、なぜ便利なものを使わずにそろばんを使うのかというのは、イメージがちょっと変わりましたね。自分の脳を鍛えるというか、計算力や集中力を身に付ける。便利なものを使わなくて計算することに意味があると思います。
    森友:なるほど。そうすると以前のそろばん観と今のそろばん観の間には微妙な開きがでているわけですね。
    西川:そうです。計算するためのものとして、そろばんを習ったはずなのに、今では計算は電卓を使えば簡単にできる。だから、そろばんを習うのは自分を鍛えるためだと思います。
    森友:哲学的な感じですね。仙石さんはどうですか。
    仙石:私も習っていた時は教室だけで練習して、検定や大会の前にちょっと家でするぐらいの取り組みだったのですが、子供には毎日コツコツとさせています。ちょっと取り組み方を本気にさせた分、学力が上がっているという手応えがとても感じられます。取り組み方の違いも大きいと思います。
    森友:よく観察されていますね。お母さんとしては、その変化はうれしいですね。
    川野:私は自分が習っていなかったので、正直、そろばんは古いというイメージがありましたが、習わせてからは検定や大会などがあって、子供もトロフィーや賞状をもらいたいという目標を持って習うことができて、すごく上を目指すことができました。長く続けられる習い事というイメージを持ちました。
    森友:今、子供に帰れるとしたら、習ってみたいですか。
    川野:はい、習ってみたいです。
    森友:今からでも習われてみてはいかがでしょうか。大阪で外国人のためのそろばん講座を開催しています。これは成人だけで、各国の方々が参加されておりますので、よかったらどうぞ覗いてみてください。そして次の質問ですが、そろばん学習を始める時期については、どのように考えておられますか。
    西川:小学校で算数が始まりますので、数字を覚えるのに抵抗なく入りこんでいくためにも、小学校に上がると同時か一ヶ月前ぐらいがよいかと思います。2月、3月に数字の練習を兼ねて習い始めて、それから小学校へ入るとすんなりいけると思います。
    森友:プレスクールですね。
    仙石:私は数字が書けるようになっていたら、幼稚園の終わりから小学1年生ぐらいが習い始めるタイミングかと…。
    森友:数字が書ければ、良い時期ということですか。具体的には幼稚園の終盤頃ですか。
    仙石:はい。子供も勉強という感じではなく、楽しいというイメージで入っていきやすいのではないかと思います。
    森友:そうなんですね。川野さんは、どう思われますか。
    川野:うちは小学1年生に上がるにあたり習わせましたが、意外に幼稚園の年長さんぐらいからでもいけるのではと思います。
    森友:なるほど。そろばん学習のスタート時期は、専門家の間でも意見が分かれるところです。子供さんはそれぞれ個人差がありますので、正解はないと思いますが、いずれも参考になるお話でしたね。最後に、今、そろばんを子供に習わせようかどうか迷っていらっしゃる保護者の方へ、何かメッセージをいただけますでしょうか。
    川野:そろばんが上達する以外にも、子供自身が目標を持って習うことができる習い事だと思うので、そろばん学習はおすすめです。
    仙石:私が感じているのは学業面の影響がとても大きく、学力向上に役立っているのをヒシヒシと感じているので、そろばんを習わせてよかったと思っています。
    西川:計算が好きになると、算数が好きになり、算数が好きになると、今度は数学が好きになる。好きになると今度はそれが得意になり、他の勉強にも関連して数字の出てくる理科などにも影響してきます。勉強が好きになる効果も出てきましたので、まずは数字を好きになってもらって、そろばんを始めていただいたらいいかと思います。これまで何回も触れてきましたように、そろばん学習を通じて、生きる力、思考力、想像力、問題解決能力を高めて、基礎学力をしっかり再構築すれば、当然のことながら総合的な学力は向上してくるのではないかと考えています。
    森友:今こちらのサイトをご覧いただいている保護者の方が、このお三方のお母さんの経験談を聞かれて、正しい判断をされる時に役立てていただけるのではないかと思っています。いいお話を伺うことができました。ありがとうございました。一同:ありがとうございました。